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(ii) (i) の証明
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3
.
4
定理
3.3.1
の証明
まず次のことを注意しておく。
上にも書いたように関数解析の多くのテキストに (i)
(iv) の証明が載っている。 ここでは認めよう。
,
は連続であるので、
(a)
(ii) が成り立つならば、 (ii) の不等式は
について成り立つ。
(b)
(iii) が成り立つならば、 (iii) の不等式は
について成り立つ。
Hilbert 空間における稠密な定義域を持つ閉線型作用素に対して、
(いずれも直交直和分解)
が成り立つ (次の節で後始末)。
Subsections
(ii)
(i) の証明
(i)
(ii)
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桂田 祐史
2017-04-30