Next: 4.3 エネルギー保存則
Up: 4. 桂田メモ
Previous: 4.1.3.2 について
を
と離散化するのが Friedrichs の差分法である。
,
の場合に考えてみる。両辺に をかけて
とおくと、
ゆえに
[email protected],$G=q$/$H
すなわち
に対して , はこの式を使っ
てすぐに求められる。
について Dirichlet 境界条件
を課してある場合を考える。まず
であるから
ゆえに については、
とするのが自然である。
については、まず
となることから、いわゆる仮想格子点 を導入して、
Neumann 境界条件を中心差分近似して
を得る。未知数が増えた分は、 についても差分方程式、
すなわち
が成り立つと仮定してつじつまを合わせる。まず第一の式に
,
を代入して
これから
となるから、
と合わせて第二式に代入して
についても同様で、
から
さらに
を求めるには、
を
と近似して
とすれば良い。
まとめると、
Next: 4.3 エネルギー保存則
Up: 4. 桂田メモ
Previous: 4.1.3.2 について
Masashi Katsurada
平成14年11月29日