とおく。例えば
では .
この符号の変化数は (特別な注意をせずに) 数値的に安定して計算できる。つ まり絶対値が非常に小さくて、符号の判別がつきにくい場合も、「符号の変化数」 そのものは疑いがなく計算できる。例えば
において が正であっても負であっても 0 であっても符号の変化 数の計算にとっては影響がない。注意すべきは Strum 列の条件 (iv) からまたは
絶対値小
絶対値小
のような場合 (もしこうなったら符号の変化数の計算がむつかしい) が起こり得 ないことである。または
絶対値小
絶対値小
Strum の定理によって、 なる におい て、 内の零点の個数は であることが分かる。