代表元としては Schur 標準形というのか?上三角に出来る (もとが対称であれば対角行列に出来る)。
特異値分解に対応。
代表元としては Jordan 標準形が有名。実数の範囲で考えると、 有理標準形とかいうのになる?
代表元として が取れる。 伊理先生は ``Sylvester 形'' と呼んでいた。 これは符号数 で指定できることに注意。
実対称行列や Hermite 行列に対して、 直交変換や unitary 変換で相似変換する話は、 1, 3, 4 にまたがっている話になる。
2 はある意味で 1 を緩くしたものである。
3, 4 もある意味で 1 を緩くしたものである。 を に変えるのだが、そのときに を にするか、 にするか。
5 はとても緩い。 例えば実対称行列について、 .
そうか、実対称行列について、 直交変換に限った 1 (あるいは3) をして、 一般の正則線形変換で 4 をして、 それから 5 をして、 ということで、標準形が、
から
を通じて
となるわけだ。もう は当たり前に見えて来る。
書くとすごくゴチャゴチャしている感じがするけれど、 頭の中でやると訳が分からなくなるのは仕方ないのが分かる。
絵的に書くと