1.7 直線上の絶対連続関数

昔、大学院の面接でいじめられたことを思い出す。

Lebesgue の意味で可積分 $\equiv$ 絶対連続関数のほとんど至るところ導関数


\begin{jdefinition}[絶対連続]\upshape
$I=[a,b]$ を $\R$ の有界閉区...
...laymath}が成り立つことと定義する。
\end{enumerate}\end{jdefinition}


\begin{jproposition}[絶対連続関数は有界変動]\upshape
\end{jproposition}


\begin{jtheorem}[可積分関数の原始関数 $\equiv$ 絶対連続関数]\up...
... f(t) \Dt\quad\mbox{($x\in I$)}.
\end{displaymath}\end{enumerate}\end{jtheorem}
(i) $\Then$ (ii) の証明には Radon-Nikodym の定理を用いる。


\begin{jtheorem}[可積分関数の積分はほとんど至るところ微分で...
...x)}{h}
\end{displaymath}が存在して、$f(x)$ に等しい。
\end{jtheorem}

桂田 祐史
2017-05-22