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この定理によって、区間
内に存在する
の解を数を知るこ
とができるが、二分探索の技法と組み合わせることで、解が存在する区間を好き
なだけ小さくすることが出来、その区間内の適当な点を解の近似値として採用す
るという近似解法ができる。これをStrum の方法と呼ぶ。
証明.
の解の個数は有限個である。そのうち
に含まれるものを大き
さの順に並べて
とする。
個の区間
の和集合において (
は 0
とならないので)
が定義できる。
以下では
- (1)
- 各区間
において
は定数である:
- (2)
-
(
)
であることを証明する (この二つから容易に
が導かれる)。
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桂田 祐史
2015-12-22