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微分
は差分商
の
の極限です。そこで、(1)
式の微分を差分商で置き換えて近似することによって、次の方程式を得ます。
変形すると
 |
(C.3) |
これを漸化式として使って、
から順に
,
,
,
が計算出来ます。この方法を rubyオイラーEuler 法と呼びま
す。
こうして得られる
個の点
を順に結んで得られる折れ線
関数は(
に関する適当な仮定のもとで)
の時
(
について言えば
)、真の解
に収束すること
が証明できますC.6。ここでは簡単な例で収束を確か
めてみましょう。
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Masashi Katsurada
平成18年4月28日