におけるラプラシアンの固有値問題
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極座標変換
を導入すると
変数分離解を求める。すなわち
の形をしているものを求める。 (9) に代入して で割ると
移項して
明らかにこの等式の値は定数である。それを とおくと、
が周期 の関数であることを考えると、
のとき、 については
すなわち
ここで を仮定して
とおくと、
ゆえに
これは Bessel の微分方程式である。 は で有界であるから、
すなわち
ところで であるから、
であるから は の零点である。
これから .
以上から、 は円盤領域におけるラプラシアンの固有値であり、
は に属する固有関数であることが分かる。
実はこれ以外に固有値はなく、 固有関数もここに現われるものだけで十分であることが分かる。
(工事中)